水まわりリフォームで失敗しないための方法とは?
ズバリ!設備選びと業者選びです。
ここでは設備選びの際に気を付けることを解説していきます。
※業者選びの具体的解説は、業者の選び方で解説しています
①自宅のキッチンレイアウト
壁付けのキッチンを対面キッチンへリフォーム。オシャレで開放感のある仕上がりをイメージしたのに、圧迫感が出て失敗したと思う人もいるでしょう。
なので、リビングの広さや家具の配置も考慮しながら完成のイメージをより具体的にし、設備を選びましょう。
②デザイン
部屋に合う配色やデザインを確認しながら決めていきましょう。他の施工事例などを参考にするといいでしょう。
③機能・性能
今はスタンダードクラスの設備で十分すぎるぐらいの性能はあります。各メーカーの努力でそこまでの差はありません。
あとはオプションでどんどん高くなっていくので、リフォーム目的の明確化が必要になります。
④収納
キッチンは収納も大事な要素の1つです。
ただ、収納で決めることはないでしょうからプラスアルファの部分でしょう。
⑤お手入れのしやすさ
重要な要素の1つです。
ステンレス天板、人工大理石天板、など多くの天板がありますが、お手入れのしやすさは人工大理石が1番です。水垢や汚れが目立ちにくく、掃除もしやすいのが特徴です。
ステンレスは最初はピカピカでキレイですが、水垢がついて目立ちます。しかも掃除が大変です。
⑥価格
価格については、様々なので各メーカーとも確認しておいたほうがいいでしょう。
同じような仕様でもメーカーによって価格に違いがある場合があるからです。メーカーによって売りたい商品が違うのでこのようなことが実際にあります。
大手メーカーだからいい!というようなことはないです。
事前に全メーカーきっちり確認しましょう。
①自宅のお風呂場の広さ
お風呂(浴室)リフォームの際は大きく分けて2つです。
現在ある浴室のサイズに収まるサイズ、もしくは同サイズのユニットバスを入れ替える工事が1つ。
2つ目は、現在の浴室より大きいサイズのユニットバスに入れ替える工事です。
1つ目の工事だと、ユニットバスの入れ替え工事のみで基本的にできます。
2つ目の工事は、サイズを大きくするので、増築や他の改装も必要になることがありますので、当然費用は高くなります。
②デザイン
浴室のデザインは、全体の色、壁一面色、浴槽の形、浴槽の色、シャワーホースなどの小物などがあります。
よくあるのは、黒や焦げ茶色などで壁一面をオシャレにする方法です。
このやり方は、最初はキレイでオシャレですが、水垢が非常に目立ちます。清掃の業者に依頼する必要が出てきます。
最近は、鏡も最初から付けない方が増えています。
これも同様で最初はオシャレですが、実際あまり使用しませんし水垢が目立ち掃除が大変です。
③機能・性能
浴室乾燥機、浴室暖房機、防水TVなどいろいろあります。
浴室はオプションメニューが多いので、価格との比較しながら慎重に決めるといいでしょう。
④お手入れのしやすさ
白系以外の壁は水垢掃除が大変になります。
排水溝の形状なども確認しておいた方がいいでしょう。
⑤価格
価格については、様々なので各メーカーとも確認しておいたほうがいいでしょう。
同じような仕様でもメーカーによって価格に違いがある場合があるからです。メーカーによって売りたい商品が違うのでこのようなことが実際にあります。
大手メーカーだからいい!というようなことはないです。
事前に全メーカーきっちり確認しましょう。
①自宅のトイレの広さ
トイレ本体はそこまで大きな差はないですが、狭いトイレなどは寸法を把握して決めましょう。手洗い場などをトイレ内に設置する場合などは、特に寸法を確認しましょう。
座って足が当たるなど窮屈になるのは最悪な状況です。
②デザイン
タンクあり、タンクレスに分かれます。
大きな差はないので、好きな仕様でいいでしょう。
タンクレスの方が、トイレ内は広く見えます。
③機能・性能
各メーカーいろいろな機能をつけています。
トイレは性能で決める方が多いです。
理由は、他の設備に比べると大きな金額の差がないからです。
④お手入れのしやすさ
タンクレスの方が掃除はしやすいです。
あとは、便座と便器の一体型だとスキマがないので掃除がしやすいです。
図のような、足回りで汚れ具合が変わります。
図
⑤価格
価格については、様々なので各メーカーとも確認しておいたほうがいいでしょう。
同じような仕様でもメーカーによって価格に違いがある場合があるからです。メーカーによって売りたい商品が違うのでこのようなことが実際にあります。
大手メーカーだからいい!というようなことはないです。
事前に全メーカーきっちり確認しましょう。
リフォームをどこまでするかを決めるのが1番難しい判断になります。
当然、リフォーム費用との兼ね合いもありますから難しいわけです。
なぜかというと、リフォームをする上で『ここまでしておいた方がいい』というようなことがあります。ですが、素人でそこまでの判断は難しいです。
なので、あなたの要望と実際どこまでした方がいいのかをまとめ、提案してくれる優良業者を探すのがいいでしょう。
国が実施しているリフォーム検討に関するアンケートでも、万が一の場合の保証が付いているかどうかは、約3割の方が気にするという結果が出ています。
この万が一をカバーするのが、工事保険です。これで2次被害の工事にも保険で保証ができるようになるので、工事を依頼する前に業者に確認しておけば問題ないでしょう。
リフォームに関してのトラブルが増加しています。
国民生活センターに寄せられるリフォームに関するトラブルの相談件数が増えています。
トラブル件数は、11,977件。
50代以上の相談は、67%を占めています。
どんなトラブルが増えているのか?
そのトラブルにならないために、どんな対策があるのか?
1つ1つ解説をしていきます。
『飛び込みでリフォーム業者が自宅に来て、帰ってほしいと言っても帰らず、根負けして外壁塗装と屋根工事の契約をしてしまった。』
『突然訪問してきた業者から、保険を活用して外壁工事ができると言われ、今すぐ申込書を書いてくれと言って帰ってくれない。』
『突然訪問してきた業者が、水道管と床下の無料点検をすると言われたので依頼したら、シロアリとカビの被害があると言われ、シロアリ駆除と防カビサービスの契約をしてしまった。』
『高齢の父が雨どいの点検と言って来訪した業者に修理をしないと危ないと不安を煽られ、工事の契約をしてしまった。』
訪問販売によるリフォーム工事では、「契約を急かされて不要なリフォーム工事をした」などといった相談が多いそうです。
また、点検に来たといって訪問し、「工事をしないと危険」などと言って商品やサービスを契約させる「点検商法」の相談が多く寄せられているようです。
リフォームに関する相談で93.2%の方が、『単価や合計金額は適正か?』について相談している。
よくあるトラブルの事例が、見積りと請求される金額が違うという内容です。
本来、見積り金額から増えることはありません。信用できる業者であればこのようなことは起こりません。
解体工事があり、解体してみないと構造がどうなっているかわからないケースもあります。ですが、このケースでは契約前にあなたにその説明をし、了解のもと行い、現状を把握して追加が必要な場合は、見積書を発行して工事再開するのが通常です。
『見積りが安くてお願いしたが、請求で2倍ぐらいの金額になってしまった』という相談が多くあります。
安さだけで業者を判断するのは大変危険なことなので、気を付けましょう。
そして、複数社に見積りを依頼しましょう。
契約書関連のトラブルで多いのが、口頭契約です。
口頭で50万円と聞いて工事をお願いして、工事完了で75万円で請求された。なんて、話しはよくあります。
リフォーム工事をする際は、必ず見積書をもらいましょう。
そして、その見積書が詳細な内容になっていて、その内容で契約書が作成されるかどうかが大事になります。
トラブル回避の対策としては、書面での見積書や契約書は絶対にかわしましょう。
『イメージした仕上がりにならなかった』
『最初の打合せの内容と全然違う』
『素人が見ても下手だとわかる仕上がりになってしまった』
などのトラブルが多いです。
こうなってしまう最大の原因は、業者選びに失敗してしまっていることです。
事前に業者の実績・品質・どんな工事をメインとしているかを確認しておく必要があります。
あとは、パースなどで工事前から完成イメージがしやすいのもトラブル防止になるので、パースを使える業者もいいでしょう。
※そうならないためにも、『業者選び』を参考にしてみてください。
戸建リフォームで、室内にある家具や家電を異動させながらリフォームをするケースがあります。その場合に、家具家電を破損させてしまって、その保証をどうするのか?などの相談も多いです。
トラブってそのまま工事途中で、音信不通になるなどの相談もあります。
こうならないためには、『信用のできる業者に工事依頼すること』『家具家電について事前に打合せしておく』『工事保険に加入しているか確認しておく』などしっかりとした打合せをしてから契約するべきです。
見積りは複数社から取りましょう。
実際、リフォーム概要調査でも、相談者が見積りを取得した事業者の数は、『1社』が69.5%を占めていることがわかっています。
複数社から見積りを取れば、わかってくることがあります。
『費用相場』『専門性』『あなたに寄り添った提案をしているかどうか』この3つがわかります。
『費用相場』
当然3社程度見積りを取ると、この工事は大体このぐらいか~とわかります。その他にも詳細な内容で記載されているかがわかります。
『専門性』
あなたが工事に対して、質問をしたときに的確にわかりやすいように説明してくれる業者の方であれば信用できます。専門性が高ければ品質もいい可能性が高いです。
『あなたに寄り添った提案をしているかどうか』
リフォーム内容を決めていく場合、『予算額』『何に困っているか』『期待するリフォーム内容』をもとに最終的なリフォーム内容を決めていきます。
そこで、あなたからヒアリングしどういった内容のリフォームにするかを見極め提案できるのがプロです。
その向き合い方で、信用できるかどうかがわかってきます。